1年間住んでみて電気代の収支が出たのでまとめてみました。
集計期間は2021年の1月~12月です。
家のスペック
家のスペックはこんな感じです
ハウスメーカー:ヘーベルハウス
仕様:キュービック
床面積:120m2 軽量鉄骨 二階建て
地域区分:5地域
Ua値:0.43 (ZEH+,HEAT G1)
C値:2以上
夏はエアコンつけっぱなし&再熱除湿でガンガン除湿しています。温度設定は高めで湿度をしっかり下げる使い方をしています。
冬もエアコンは気にせず使っています。全館空調ではないので居る部屋だけエアコンを付ける感じです。2階リビングなので基本的には2階のエアコンをつけっぱなしで、寝るときだけ寝室のエアコンをつけています。
電気代&太陽光発電の収支
HEMSのデータになります。実際の電気料金の請求額もだいたい同じです。
使用電力量
使った電気の総量は7782kWとなりました。
これは買電と太陽光発電の自家消費の合計量になります。
多いのか少ないのか?どんなもんでしょうか?高気密高断熱の最近のイケてる住宅と比べると結構多いのではないかと思います。
夏と冬のエアコンの稼働率が高くなる時期の使用量が多くなっています。
買電量
買電量は4989kWとなりました。
使用電力量から太陽光発電の自家消費分を引いた値ですね。
2500kWくらいは太陽光で賄ったことになります。
年間使用量の1/3は太陽光発電の電気を使っています。エコがどうだとか環境に優しいとかはあまり意識していなのですが、意外と太陽光発電も健闘してるじゃん!ってのが感想です。
太陽光発電
我が家の太陽光パネルが発電した電気の総量です。
太陽光パネルの詳細はこちら↓
パネルの容量が6.56kWなので、総発電量の9331kWを割ると、パネル1kWあたりの発電量が1422kWとなります。
山梨県は発電量が全国で1位なので、比較的パネルの稼働率高めです。山梨県の平均とほぼ同じくらいなので我が家のパネルは問題なく発電していたようです。
売電量
売電量は6538kWでした。
発電した電気の2/3くらいを売電した計算になります。
発電量を見ていくと、4月が最高で1月が最低になっています。2倍くらい違います。
冬の期間は日照時間が短いの仕方がないですね。
日照時間の長い夏が一番発電量が多いかというそうでもなくて、夏場は雨の日が多いため晴天率が下がります。そのため梅雨前の4,5月あたりの発電量が多い結果となっています。あとソーラーパネルの温度で発電効率が下がるみたいなので4月ぐらいが晴天率と温度のバランスが良いということですね。
どの月も発電量の60%以上は売電できています。春と秋は冷暖房が止まるので日中の売電料が増えて、70~80%くらい売電できています。
電気代と売電料金の収支
気になる年間の電気料金は125,101円となりました。
あれっ?意外と少ない?と集計していて思いました。夏と冬はほぼエアコンつけっぱなしで快適に過ごせたので、月1万円なら許容範囲です。
売電料金の合計は137,272円です。
支払った電気代より売電で得た収入の方が多く、差額分の12,171円が年間収入となりました!
太陽光パネルの導入費用が100万円ほどなので自家消費分と売電を勘定すると5~6年くらいでイニシャル費用はペイできそうです。しかもヘーベルの太陽光設備は15年保証が付いていたので、その間に機器のトラブルが起きても無償で対応してもらえます。
電気料金と売電金額を比較しても売電金額の方が大きいため実質電気代0円です。
買電と売電を月ごとに比較すると12月と1月の支出が多いですが、他の月は同等か売電の方が多くなり実質収入となる月がほとんどです。オール電化なので暖房費が増えるのとエコキュートの電気代が以外にも高くなります。冬は気温、水温が低いためエコキュートでお湯を沸かすのに電気代が多くかかるようです。
まとめ
断熱気密がもう少ししっかりしていれば、冷暖房費は下げられるのかなと思います。
それでも電気代は気にせずに快適に過ごせることが分かったので安心しました。
寒すぎ or 暑すぎだったらどうしようかという不安もありましたが、エアコンだけの冷暖房でもそれなりに快適に過ごせるようです。
↑1年分まとめました