家の「熱の状態」を可視化したくてサーモグラフィカメラを購入しました。
有名どころだとFLIR(フリア)製が一般的ですが、国産メーカーでお手頃な機種を見つけたの買ってみました。
kaise(カイセ)というメーカーで長野県上田市に本社があります。
主に計測機器を取り扱っているようです。ここの車用のテスターをたまたま持っており、馴染みがあったのも選定のポイントです。
このあと仕様表を載せますが、FLIRと比べるとかなりコスパが良いと思います。
安価だしそこそこの性能で使い勝手も良いです。
仕様比較
今回購入したkaiseのサーモグラフィとFLIRの似たようなモデルを比較してみました。
FLIRの方がWifi機能があったりと便利なのですが、定価で20万円超えです。
kaiseは安価なのですが解像度が3万ピクセル以上あり、単純にspecで比較するとFLIRの2万ピクセルより高性能です。
視野角はkaiseの方が狭く、これは使ってみて狭いなーと思いました。その点、FLIRの方が視野角が広いので住宅などで広範囲の温度を見たいときは有利ですね。
価格の制約があるのでFLIRのもっとショボい機種か悩んでいましたが、結果的にはkaiseのKG-500で良かったかなと思います。詳細はこれから書いていきます。
項目 | カイセ | FLIR |
---|---|---|
モデル | KG-500 | E5-XT |
定価 | ¥69,700- | ¥231,000- |
解像度 | 220×160 35,200ピクセル | 160 × 120 19,200ピクセル |
視野角 | 35°×26° | 45° × 34° |
測定温度範囲 | -20℃ ~ 300℃ | -20℃ ~ 400℃ |
wifi | なし | あり |
外観
プラスチックのケースに入っています。
ちょっとチープなケースですが高価な計測器を保護できるので助かります。こういう別売りになりそうなアイテムがセットで付いてくると地味に嬉しいですね!
収納状態はこんな感じです。
本体、説明書、充電アダプタ、ケーブル のみです。シンプルですね。
使用方法
使い方は超簡単です。
①レンズの保護キャップを外す(←忘れやすいので注意!キャップ外すの忘れて壊れたかと思いました笑)
②電源を入れる
起動するとお馴染みのサーモグラフィ画面になります。
細かい設定もありますが、ほぼデフォルトで使って問題ないと思います。(住宅の熱環境をチェックするのに放射率の調整する方はほとんどいないでしょうね)
写真を撮るときはトリガーを引くと写真が取れます。もう一度引くと本体に保存されます。
保存した写真はPCに接続して移動が可能です。Wifiが付いていないので面倒ですが、PC持っている方であれば特に問題ないかと思います。
家の中を観察
ここからは適当に家の中を観察した写真にコメントしていきます。
ヘーベルなどの鉄骨メーカーで言われている熱橋を自分の家で見つけてしまって、ちょっとショック受けています。。。これが当たり前なんでしょうね。。。
別の記事で細かいところは紹介していこうと思います。
これがヘーベルハウスの真実です
リクエスト募集
これから冬の間に我が家の熱の状態を記事にしていこうと思います。
ヘーベルハウスで検討されている方で、この部分を見てほしいというご希望があればコメントください。
あくまで我が家の場合です。地域や立地、間取りなどの条件によって変わってくると思いますので、参考程度でお願いします。仕事の都合とかあるので2週間以内くらいには確認して返信 or 記事化するようにします。
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