我が家も太陽光パネルと蓄電池を導入しました。
参考までに仕様と値段をまとめておきます。
太陽光発電システムの仕様
太陽光のキャンペーンをやっているとかでかなり安く設置できました。
1kWあたりの設置費が20万円を切ってくると相当割安に感じますね。恐らくですがキャンペーンなので原価に近い価格で販売しているのだと思われます。
パネル容量 | 6.56kW |
メーカ | 京セラ |
パネル枚数 | 27枚(1枚あたりの出力:243W) |
太陽光パネル設置費 | 1,000,500円(工事費全て込み) |
1kWあたりの設置費 | 15.2万円 |
単価を聞いた瞬間に「載るだけ載せてください!」と即決でした。
償却期間
導入費用が安いので償却期間も短めです。
パネル、パワコン、蓄電池の保証期間がすべて15年以上ありますので赤字になることはなさそうです。出力の低下や保守費用などもあるみたいですが、そのへんは住みながらモニタリングしていきます。
年間の発電量予想(※1) | 8000kWh/年 |
売電価格(予想) | 21円/kW(2020年の契約単価) |
年間売電価格(予想) | 168,000円 |
償却期間 | 5.9年 |
すべて売電で計算していますが、日中の買電(1kWあたり27円)で計算するともう少し年間の利益が増えそうです。
参考:
(※1)容量あたりの太陽光発電の年間発電量早見表
蓄電池の仕様
ZEHの申請の関係で蓄電池も設置しました。
「蓄電池は安くて高性能なものが出てからでいいかなー」と思っていたのですが、蓄電池を設置することでZEH+の補助金100万円がもらえるとかで、それなら設置しておくか、と採用しました。
こちらもキャンペーンで相場より安いらしいです。定価は100万円ほど、価格の安い通販で80万円くらいなので恐らく原価に近い価格ではないかと思います。
メーカ | パナソニック |
型式 | LJB1156 |
容量 | 5.6kW |
価格 | 660,000円 |
ZEH+の補助金が出るのでつけましたが、費用対効果は微妙ですね。
ざっくり計算で、昼間の電気代27円/kW・深夜料金17円/kW、1日に蓄電池で4kWの深夜電力を日中に使うと仮定すると、
(27円-17円)x4kW = 40円の電気代削減です。
40円 x 365日 = 14,600円/年
14,600円 x 15年 = 219,000円
深夜に貯めた電力を日中に使うパターンだと蓄電池の購入金額をペイするのに45年かかります。もちろんそんなにバッテリーの寿命が持つわけ無いですし、劣化して容量が減ってくるので償却はできないと思われます。
太陽光を蓄電池に貯めて夜間に使うパターンも考えられますが、10年間は日中の発電分は蓄電池に貯めずに売ってしまうほうがお得なので、そのシミュレーションは10年後に考えます。電気代の値上げとかもあるのでその時のその状況で最適な方法で計算するしかないですね。
蓄電池は保険
蓄電池については太陽光パネルと違い将来的にプラスにならなくても良いと考えています。停電時に冷蔵庫が止まらない、電気が点く、スマホなどの情報機器の充電ができる、太陽光と連携して最低限の生活ができる、などの保険的な意味でつけてみました。
どうせ付けるなら全負荷型のエアコンが使えるタイプにしたかったのですが、選択肢になかったので今回はこの電池を選択しました。
蓄電池の寿命が来る頃には大容量で低価格の蓄電池が開発されていると思います。将来はそちらに乗り換えることになるでしょう。
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