2階リビングなので給湯配管が長く、冬場はお湯が出るまでにかなりの時間がかかります。
2年目の冬は水道配管が凍ってしまい、水が使えなくなるトラブルもありました…
住んでみて不満な箇所が分かってきたので対策をしていきます。
断熱処理がショボい
エコキュートからのお湯配管は、①給湯と②お風呂の追い焚きの2ラインが接続されています。
下の画像の右2本がお風呂、右から4本目が給湯になります。断熱材っぽいのは巻いてあるのですが、薄いためサーモビュワーで見るとかなり熱逃げが見られました。必要最低限の断熱といった感じです。探せばもう少し厚みのある断熱材付きの配管は存在します。
ここら辺はハウスメーカーや工事する設備屋さんのの考え方でしょうか…
最低限の断熱はしてあるので、一般的にはこんなものかと思いますが。。。
お風呂の給湯ラインは壁に空けた穴から引き込んでいます。↓の写真では断熱材が巻かれているように見えますが…
ペロッとめくってみると、配管をクランプする部分はポリエチレン管がむき出しです。テープ処理も無し。金属と触れているとそこからガッツリ熱が逃げます。もう少し丁寧に処理しても良いのかなと思います…
給湯ラインの断熱材を追加
断熱前の状態です。お湯を流すと赤くなります。
赤い分だけ熱が逃げています。
配管が土の中を通っているので掘り起こします。
周りをきれいにして追加の断熱材を巻きます。
断熱材の上から耐候テープを更に巻きます。ひとまわり太くなって、保温されてる感が増しました!
比較写真は撮り忘れ、、、断熱材の厚みが倍くらいになったので効果はありそうです。
この先は基礎の穴を通って床下に配管されています。そちらは無断熱のため、より冷めやすくなっています。潜らないと処理できないためまた別の機会に対応予定です。
お風呂ラインの断熱材追加
こちらも地面を掘り起こして巻き巻き。
例のむき出し部分はクランプ出来る程度に薄い断熱材を巻いてみました。
クランプ部分の上からさらに断熱材を重ねて、耐候テープを巻き巻き。
右が処理前、左が処理後になります。見た目は結構変わります。
両方やってこんな感じ。カバーがあるのでこれ以上巻くと閉まらなくなります。DIYで対応できるのはこのくらいですかね。
カバーが干渉したため一部削って取り付け
完璧ではないですが、気持ち的には満足です。
寒くなると凍結防止のためお風呂ラインを循環させる機能があります。この機能が働くとあっという間に風呂の湯温が下がっていたので、どのくらい改善されるか今年は楽しみです。
家の値段が高いので、こういう細かいところももう少し気を遣って欲しかったですね…断熱材のグレードを一つ上げるくらい大した金額ではないと思うのですが…
別の記事で書きますが、床下の給湯管、水道管の無断熱は、今回の作業より大変そうです…
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