ヘーベルハウス 電気代高騰の現状 太陽光発電と蓄電池の活用

2022年頃から電気代が体感的に上がりだしたので、太陽光発電と蓄電池、エコキュートの設定を見直してみました。

結論を書いちゃうと一番寒い1,2月の電気代は2万円以下でした。世間で騒がれているほど電気代上がっていない印象です。

その理由はこれから書く太陽光発電と蓄電池よ使い方を見直したからです。

各種設定の見直し

電気代上がるまでは昼間の発電分をすべて買電した方がお得でした。2022年ころから深夜電力の単価がが太陽光発電の買電単価を上回ったため、夜間に蓄電することをやめて昼間の太陽光で蓄電する作戦に切り替えました。

この設定に切り替えたのは2022年の5月頃からです。たぶん…

太陽光発電

変更前は売電優先、変更後は自己消費優先 に切り替えています。売電単価が21円なので、昼間と夜間のどの時間と比べても売るより自家消費した方がお得になります。

太陽光発電の操作パネルから簡単に切り替えができます。

蓄電池

蓄電池は夜間の安い深夜電力で充電して日中や日が沈んだ後の夕飯時に使う設定としていました。冒頭でも書きましたが、深夜電力の単価が21円を超えているため、昼間の太陽光発電分を蓄電した方がお得との判断で設定を変更しています。

エコキュート

エコキュートの設定も夜間に沸かす設定から昼間の太陽光発電で沸かす設定に変更しています。

これの狙いは太陽光発電の自家消費もありますが、冬場でも夜中より昼間の方が外気温が高いため、同じ湯を沸かすために必要な電気の量が少なくてすみます。

実は暖房よりも給湯の方がエネルギーを使うので、ここの見直しが電気代にかなり効いてきます。

電気代はいくらか?

2022年と2023年の1,2月を比較してみました。この月が一番寒く年間で最も多くの電気を使う月です。

  • 2022年(参考)
    • 1月 19249円 (723kwh)
    • 2月 20708円 (747kwh)
  • 2023年(値上がり後)
    • 1月 17595円 (385kwh)
    • 2月 13921円 (359kwh)

補助金が出たり調整が入っていて日々の単価がよく分からないので、買い電量で比較すると分かりやすいです。ざっくり昨年の半分の買い電量で、電気代が少し減っています。2022年と同じ量の電気を買っていたら、電気代4万円突入していたと思います。

実際に使っている量は変化ないと思いますが、太陽光発電分を自家消費にあてたため、購入した電気量を減らせたので電気代を現状維持に抑えています。

自家消費しちゃったので売電分はかなり減っていますが、電気を買うより安です。

ヘーベルハウスは快適か?

上記の電気代は一日中エアコンつけっぱなしの金額です。全館空調ではないので人のいない部屋はキンキンに冷えていますが、リビングとかそれに繋がる風呂場、脱衣所、トイレなどは21~23度に保てており、その空間にいれば寒さを感じません。

うちの子は3歳になりますが、家の中では一年中ノースリーブのワンピースを着て過ごしています。見てるこちらが視覚的に寒いのですが、本人は手足ポカポカに発熱してるので薄着でちょうど良いようです。私たち大人は代謝が落ちてきているのでそれなりに服は着ますが、ロンT+薄手フリースで丁度良いです。

自分で窓の断熱を強化したり工夫はしていますが、電気代抑えながらほどほど快適です。

太陽光発電と蓄電池があって良かった

これも偶然ですが、私が家を建てた2020年は太陽光発電+蓄電池キャンペーンをやってました。太陽光6.5kwくらいで100万円、蓄電池が5.6kwで66万円です。太陽光発電はかなり安かったので、載るだけ載せてもらった記憶があります。

現在、パネルも電池も値上がりしているようなので同じ価格で導入するのは難しいと思います。その当時はこんなに早く電気代が上がるとは思っていなかったのですが、結果的にこれらの設備を活用して電気代を抑えることができています。

今の導入価格の相場が分からないのでなんともいえませんが、10年以内、できたら5,6年で設備の元が取れるようでしたら設置はおすすめです。逆に相場が高くなりすぎると設備投資の費用を回収できない恐れもありますので慎重に見極めが必要です。

冬場は太陽光発電だけでは足りないので電気を買っていますが、太陽光発電+蓄電池があると春と秋はほとんど電気を買わずに過ごせます。

30年後はどうなってるか分かりませんが、パネルの保障が30年近くあったので、ヘーベルハウスがつぶれない限りは築30年まではメンテしながら今の設備を使っていく予定です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました